こんにちは。今回は、AWS Lightsailとデータストアの選択について解説します。
AWS LightsailとRDSの最安プラン
AWS Lightsailは、AWSのクラウドサービスの中でも手軽に利用できるサービスです。Lightsailでは、データベースとしてMySQLとPostgreSQLをサポートしていますが、RDSを利用する場合には制限があります。
RDSインスタンスは、同じリージョン内にあるLightsailインスタンスからのみ利用可能であり、またRDSインスタンスはLightsailインスタンスと同じVPC内に作成する必要があります。そのため、RDSを利用することが難しい場合があります。
AWS RDSの最も安価なプランは、t3.microインスタンスを利用する「バースト可能な汎用パフォーマンス」プランです。このプランの料金は、AWSの東京リージョンで以下の通りです。
- t3.microインスタンスの場合:0.017 USD/時間
- ストレージ(汎用SSD):0.115 USD/GB/月
- バックアップ:0.05 USD/GB/月
これらの料金に加えて、データベースエンジンの種類によって追加料金が発生する場合があります。
以下に、AWS CLIを使用して、t3.microインスタンスを作成するコマンドを示します。
aws rds create-db-instance \
--db-instance-identifier mydbinstance \
--db-instance-class db.t3.micro \
--engine mysql \
--master-username myuser \
--master-user-password mypassword \
--allocated-storage 20 \
--availability-zone ap-northeast-1a \
--db-subnet-group-name mydbsubnetgroup \
--publicly-accessible \
--vpc-security-group-ids mysecuritygroup
AWS Lightsailと他のデータストアの代替案
AWS Lightsail以外にも、データストアとして利用できるAWSのサービスは多数あります。以下に、代表的な代替案を表形式でまとめました。
代替案 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|
Amazon DynamoDB | サーバーレスアーキテクチャーでスケーラビリティが高い | RDBMSとは異なるNoSQLデータベース |
Amazon Aurora Serverless | サーバーレスアーキテクチャーでスケーラビリティが高い | RDSよりも高価 |
Amazon DocumentDB | MongoDB互換性があり、スケーラビリティが高い | RDSよりも高価 |
自前でのデータベース構築 | 自由度が高く、コストを抑えられる | セキュリティや管理が自己責任となる |
以上が、AWS Lightsailとデータストアの選択についての比較です。用途や予算に応じて適切なデータストアサービスを選択することが重要です。
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