typescriptが何なのか知る
こんにちは。今回は、typescriptについて初心者エンジニアに向けて、ゼロからtypescript案件を獲る方法についてお話ししていきます。
まずは、typescriptとは何か、簡単に説明します。typescriptは、javascriptに型定義を追加したプログラミング言語のことです。javascriptが持つ動的型付けの特徴により、直感的にプログラミングができる反面、型の不一致によるバグが発生しやすいという問題がありました。そこで、typescriptではコンパイル時にエラーを検出できる静的型付けを行うことができるため、エラーを事前に検知することができ、開発効率を上げることができます。
typescriptの特徴を知る
typescriptの主な特徴は下記の通りです。
- 静的型付けによるエラー検出
- javascriptの拡張言語であるため、javascriptのコードをそのまま利用できる
- オブジェクト指向プログラミング言語としての特性を持つ
- 既存のjavascriptライブラリの利用が可能
- intellij idea、visual studio、sublime text等の多くのエディタでサポート
静的型付けによるエラー検出は、開発効率の向上につながるため、非常に重要な特徴です。また、javascriptを拡張するlanguage server等を利用することで、エディタ上での補完や予測変換等も可能となります。
従来のプログラミング言語との違い
typescriptは、静的型付けを採用したjavascriptの拡張言語であるため、javascriptと比較して以下のような違いがあります。
- 静的型付けが可能
- オブジェクト指向的な書き方がしやすい
- コンパイル結果でjavascriptに変換される
このように、javascriptに対して静的型付けやオブジェクト指向プログラミングを採用することで、コードの品質向上、保守性向上、開発効率向上が期待できます。
なぜ今typescript案件が多くなってるのか?
近年、web開発において、react、angular等のフレームワークの人気が高まる中で、これらのフレームワークを使用する際にtypescriptを利用する企業も増加しています。また、node.jsの普及に伴って、サーバーサイドのプログラミングでもtypescriptを利用するケースも増えています。
さらに、javascriptの大規模開発において、保守性や品質管理を保つために静的型付けが求められるようになり、そのニーズに応える形でtypescriptの需要が増加しています。
実際のtypescript案件を見てみる
では、実際にtypescriptを使った案件を見てみましょう。下記は、現在募集中の求人情報の一例です。
- react+typescriptを用いたwebアプリケーションの開発案件
- angular+typescriptを用いた企業向けの管理画面開発案件
- node.js+typescriptを用いたバックエンド開発案件
多くの求人情報で、reactやangular、node.js等のフレームワークを使用し、それに加えてtypescriptの知識が求められる案件が見られます。
案件が対応できるかの考察
最後に、初心者エンジニアがtypescript案件に対応できるかどうかについて考えてみましょう。typescriptを学ぶことは、javascriptを学ぶことと同様に、時間と労力がかかるものですが、それでも入門レベルであれば比較的短期間で理解することができます。
具体的には、まずはjavascriptの基礎を学び、次にtypescriptの概念や静的型付けの特徴等を学ぶことで、案件に対応することができます。また、オンラインで無料で利用できる入門講座等もありますので、主要な概念を学ぶことができます。
以上のように、初心者エンジニアでもtypescript案件に対応することができます。学習には時間と労力が必要ですが、案件の需要が高まる中で、学習することで自身のスキルアップにも繋がります。是非、取り組んでみてください。
参考記事:
- typescript 入門講座 – 3分で理解する typescript
- typescript とは?初心者向けに特徴から基本文法まで解説!
- react + typescript のチーム開発でコンビニエンスの高い開発体験を手に入れるための tips