【aws system manager】構成管理とドリフト検出

awsについて初心者エンジニアに向けて、aws system managerの構成管理とドリフト検出について解説します。

こんにちは。今回は、awsについて初心者エンジニアに向けて、aws system managerの構成管理とドリフト検出について解説します。aws system managerは、awsリソースの監視、管理、自動化を行うためのサービスであり、構成管理とドリフト検出もその一部です。本記事では、構成管理の重要性とベストプラクティス、構成管理ドキュメントの作成と管理手法、ドリフト検出の設定と監視方法、ドリフト修正の自動化と適用手順、構成の変更管理とバージョン管理について詳しく説明します。

構成管理の重要性とベストプラクティス

構成管理は、awsリソースの設定や構成情報を管理し、一貫性とセキュリティを確保するために重要な役割を果たします。構成管理は、リソースの変更や設定の追加、削除が行われた場合に、変更の影響やセキュリティ上の問題を把握し、早期に対応することができます。以下に、構成管理のベストプラクティスを示します。

  • 構成管理ドキュメントの作成: 各リソースの構成情報や設定を文書化し、管理することは非常に重要です。構成管理ドキュメントは、変更履歴や設定の情報を把握するのに役立ちます。

  • aws system manager パラメータストアの活用: aws system managerのパラメータストアは、構成情報や設定値を安全に保存・管理するためのサービスです。パラメータストアを活用することで、重要な設定値を簡単に取得したり、更新したりすることができます。

  • 変更管理とバージョン管理: 変更管理とバージョン管理は、構成管理の一環として行うべきです。変更管理では、リソースの変更の承認フローと監査を行い、バージョン管理では、適用された設定のバージョンを追跡・管理します。

構成管理ドキュメントの作成と管理手法

構成管理ドキュメントは、各リソースの構成情報や設定を文書化したものであり、変更やトラブルシューティング時に役立ちます。構成管理ドキュメントを作成する際の手法やベストプラクティスを以下に示します。

  • 文書化の方法: 構成管理ドキュメントは、テキストファイルやドキュメント形式で作成することが一般的です。また、aws systems managerのドキュメントの形式を使用することもできます。

  • ドキュメントの管理: 構成管理ドキュメントは、変更履歴や設定情報の管理に用いることができます。変更があった場合には、ドキュメントを更新し、変更の詳細を記録することが重要です。

  • 自動化: リソースの構成を自動化し、構成管理ドキュメントと連携させることで、効率的に設定変更を行うことが可能です。aws cloudformationやaws systems manager automationなど、自動化ツールを活用しましょう。

ドリフト検出の設定と監視方法

ドリフト検出は、awsリソースの設定や構成の異常を監視し、変更の影響を把握するための機能です。ドリフト検出を設定・監視する方法を以下に示します。

  • ドリフト検出の設定: aws management consoleやaws command line interface (cli) を使用して、ドリフト検出を設定します。設定対象のリソースと検出頻度を指定し、検出結果の通知先を設定します。

  • 監視と通知: ドリフト検出の結果は、aws cloudwatch eventsを通じて通知されます。cloudwatch eventsには、snsトピックやlambda関数などを活用して、結果を監視・処理することができます。

ドリフト修正の自動化と適用手順

ドリフトの修正は、手動で行うこともできますが、自動化することで迅速かつ効率的に修正することができます。ドリフト修正の自動化と適用の手順を以下に示します。

  • 自動修正の実装: aws systems manager automationやaws lambdaを使用して、自動でドリフト修正を行う設定を作成します。自動修正の設定は、対象リソースに応じてカスタマイズすることができます。

  • 修正の適用手順: ドリフト修正は、バックアップやテスト環境での適用を含め、慎重に実施する必要があります。修正の手順は、事前に検証し、ドキュメント化しておくことが重要です。

構成の変更管理とバージョン管理

構成の変更管理とバージョン管理は、構成の追跡と変更の承認に役立ちます。構成の変更管理とバージョン管理の手法を以下に示します。

  • 変更管理の設計: リソースの変更には、承認フローと監査の仕組みを設計する必要があります。変更のリクエストや承認、実施のフローを明確にし、リソースのセキュリティと信頼性を確保しましょう。

  • バージョン管理の導入: バージョン管理は、各設定のバージョン履歴を管理することです。aws systems managerのstate managerやaws cloudformationを使用することで、設定の変更履歴を追跡することができます。

以上がaws system managerでの構成管理とドリフト検出についての解説です。aws system managerを活用することで、awsリソースの安定性とセキュリティを確保することができます。是非、構成管理とドリフト検出を導入し、awsの運用管理を効率化してください。

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