Github Actionsは、Github上のイベントをトリガーに、自動化された処理を実行するためのツールです。無料で利用できる機能と、有料プランで提供される機能について、比較してまとめました。
無料プラン
無料プランでは、以下の機能が利用できます。
1. ワークフローの実行
Github Actionsを使って、ワークフローを実行することができます。ワークフローを実行するために必要なものは、Githubリポジトリ内に.github/workflows
というディレクトリを作成し、YAML形式のファイルを作成することです。
2. イベントのトリガー
ワークフローを実行するためのトリガーとして、以下のイベントが利用できます。
- push
- pull_request
- issues
- issue_comment
- pull_request_review
- pull_request_review_comment
- schedule
- repository_dispatch
3. 実行環境
無料プランでは、以下の実行環境が利用できます。
- Ubuntu 20.04
- Windows Server 2019
- macOS Catalina 10.15
4. アクションの利用
無料で利用できるアクションは、Githubが公式に提供するアクションと、コミュニティが提供するアクションの一部です。
5. ストレージ
無料プランでは、Githubが提供するストレージを利用することができます。また、Artifactsという機能を使って、ビルド結果や生成物を保存することもできます。
有料プラン
有料プランでは、以下の機能が利用できます。
1. 大規模なジョブの実行
有料プランでは、大規模なジョブの実行に必要なリソースを利用することができます。具体的には、以下のようなリソースが利用できます。
- 仮想マシンの追加
- 大量のメモリやCPUコア
- 長時間の実行
2. オンプレミスランナーの利用
有料プランでは、Github Actionsの実行環境として、オンプレミスランナーを利用することができます。オンプレミスランナーを利用することで、自分が管理する環境でワークフローを実行することができます。
3. セキュリティ機能
有料プランでは、セキュリティ機能が利用できます。具体的には、以下のような機能があります。
- セキュリティスキャン
- セキュリティアラート
- セキュリティキーの管理
4. ポリシーの設定
有料プランでは、組織単位でポリシーの設定を行うことができます。ポリシーの設定により、コード品質の向上やセキュリティの強化などが実現できます。
5. サポート
有料プランでは、Githubのサポートを受けることができます。サポートの範囲は、問い合わせ方法や対応時間などによって異なります。
まとめ
以上が、Github Actionsの無料プランと有料プランの比較です。無料プランでも十分に使える機能がありますが、有料プランでは、大規模なジョブの実行やセキュリティ機能など、より高度な機能を利用することができます。自分のプロジェクトに必要な機能を見極めて、適切なプランを選択しましょう。
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