こんにちは。今回は、Githubについて初心者エンジニアに向けて、VS Codeを使ってGit Pullする方法について解説します。
はじめに
Gitは、バージョン管理システムの一つで、複数人で開発する際に、コードの編集履歴を管理することができます。Gitを使うことで、コードを安全に保管し、他の人との競合を防ぐことができます。
GitHubは、Gitを利用したリポジトリの共有サイトであり、多くのオープンソースプロジェクトが公開されています。VS Codeは、Microsoftが提供するオープンソースの統合開発環境であり、Gitの操作も簡単に行うことができます。
Git Pullとは、リモートリポジトリの最新のコミットを取得し、ローカルリポジトリに反映することです。今回は、GitHubとVS Codeを使ってGit Pullを行う方法について解説します。
GitHubからリポジトリをクローンする
まずは、GitHubからリポジトリをクローンします。クローンすることで、リモートリポジトリのファイルをローカルにダウンロードし、編集できるようになります。
- GitHub上で、クローンしたいリポジトリを開きます。
- 「Code」ボタンをクリックします。
- 「HTTPS」を選択し、URLをコピーします。
- VS Codeを開き、「ファイル」→「フォルダを開く」を選択します。
- ダウンロードしたいローカルフォルダを選択し、「開く」をクリックします。
- VS Codeの左側にあるエクスプローラーで、クローンしたいリポジトリを右クリックし、「Git Clone」を選択します。
- 先程コピーしたURLを貼り付け、「Clone」をクリックします。
これで、GitHub上のリポジトリがローカルにクローンされました。
ローカルリポジトリを更新する
次に、リモートリポジトリの最新の状態を取得して、ローカルリポジトリを更新します。
VS Codeには、Gitの操作を行うための「Git」パネルがあります。これを使って、リモートリポジトリから最新の状態を取得し、ローカルリポジトリを更新することができます。
- VS Codeの左側にあるエクスプローラーで、更新したいリポジトリを右クリックし、「Git: Pull」を選択します。
- 「Git Pull」ダイアログが開きます。
- 「origin/master」というリモートブランチが選択されていることを確認します。
- 「Git Pull」をクリックします。
これで、リモートリポジトリの最新の状態が取得され、ローカルリポジトリが更新されました。
サンプルコード
GitHubからリポジトリをクローンする
# 1. GitHub上で、クローンしたいリポジトリを開く
# 2. 「Code」ボタンをクリック
# 3. 「HTTPS」を選択し、URLをコピー
# 4. VS Codeを開き、「ファイル」→「フォルダを開く」を選択
# 5. ダウンロードしたいローカルフォルダを選択し、「開く」をクリック
# 6. VS Codeの左側にあるエクスプローラーで、クローンしたいリポジトリを右クリックし、「Git Clone」を選択
# 7. 先程コピーしたURLを貼り付け、「Clone」をクリック
ローカルリポジトリを更新する
# 1. VS Codeの左側にあるエクスプローラーで、更新したいリポジトリを右クリックし、「Git: Pull」を選択
# 2. 「Git Pull」ダイアログが開く
# 3. 「origin/master」というリモートブランチが選択されていることを確認
# 4. 「Git Pull」をクリック
注意:Git Pullを行う前に、ローカルリポジトリの変更をコミットしておくことをおすすめします。変更をコミットしていない場合、Git Pullを行うと変更が上書きされる可能性があります。
まとめ
今回は、GitHubとVS Codeを使ってGit Pullする方法について解説しました。GitHubからリポジトリをクローンする方法と、VS CodeでGit Pullする方法を説明しました。Git Pullは、リモートリポジトリの最新の状態を取得し、ローカルリポジトリを更新することができます。Gitの基本操作をマスターして、効率的な開発を行いましょう。
参考記事:
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