【javascript】カスタムrssウィジェットの開発!実装手法

ウィジェットの基本設計と要件定義

こんにちは。今回は、javascriptについて初心者エンジニアに向けて、カスタムrssウィジェットの開発についてお伝えします。

rss(really simple syndication)は、ウェブサイトやブログの更新情報を取得し、一覧形式で表示するための形式です。このrssを利用して、自分のウェブサイトに最新の記事を表示するウィジェットを作成してみましょう。

ウィジェットの基本設計では、以下の要件を定義します。

  • ウィジェットは、指定したrssフィードから記事のタイトルと公開日を取得して表示する。
  • ウィジェットの高さは指定可能であり、指定した高さに応じて表示件数が変わる。
  • ウィジェットの表示オプションとして、タイトルの文字数制限や表示順序の設定が可能となっている。
  • ウィジェットはhtmlとcssでデザインできるようにし、デザインのカスタマイズが容易である。

このような要件をもとに、カスタムrssウィジェットを開発していきましょう。

ウィジェットのhtmlとcssの作成

ウィジェットのhtmlとcssを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. htmlの基本構造を作成します。以下のコードは、ウィジェットの外枠となる

    要素を作成しています。

    <div id="custom-rss-widget"></div>
  2. cssでウィジェットのスタイルを定義します。以下のコードは、ウィジェットの背景色や文字色を指定しています。

    #custom-rss-widget {
    background-color: #f2f2f2;
    color: #333;
    padding: 20px;
    border-radius: 10px;
    }
  3. javascriptを使ってウィジェットを表示する処理を記述します。以下のコードは、ウィジェットの中にタイトルと記事のリストを表示する処理です。

    
    const widget = document.queryselector('#custom-rss-widget');

function renderwidget(feeddata) {
let html = '<h2>最新の記事</h2>';
html += '<ul>';
feeddata.foreach(item => {
html += '<li>';
html += `<a href="${item.url}" target="_blank">${item.title}</a>`;
html += `<span>${item.date}</span>`;
html += '</li>';
});
html += '</ul>';

widget.innerhtml = html;
}


以上のステップを実行することで、ウィジェットのhtmlとcssを作成することができます。

## rssフィードの取得とパース処理
ウィジェットでは、指定したrssフィードから記事の情報を取得する必要があります。rssフィードの取得は、javascriptのfetch apiを使用して行います。

1. fetch apiを使用してrssフィードを取得します。以下のコードは、指定したurlからrssフィードを取得する処理です。
```javascript
function fetchfeed(url) {
  return fetch(url)
    .then(response => response.text())
    .then(data => {
      // 取得したrssフィードの文字列をパースして、記事の情報を抽出する処理に進む。
      return parsefeed(data);
    })
    .catch(error => console.log(error));
}
  1. パース処理では、取得したrssフィードの文字列をパースして、記事の情報を抽出します。以下のコードは、rssフィードをパースし、記事のタイトルと公開日を抽出する処理です。

    function parsefeed(data) {
    const parser = new domparser();
    const feedxml = parser.parsefromstring(data, 'application/xml');
    const items = feedxml.queryselectorall('item');
    
    const feeddata = [];
    items.foreach(item => {
    const title = item.queryselector('title').textcontent;
    const date = item.queryselector('pubdate').textcontent;
    const url = item.queryselector('link').textcontent;
    
    feeddata.push({ title, date, url });
    });
    
    return feeddata;
    }

このように、rssフィードの取得とパース処理を行うことで、ウィジェットに表示する記事の情報を取得することができます。

ウィジェットへのデータ表示と表示オプションの設定

ウィジェットでは、取得した記事の情報を表示する処理を実装する必要があります。また、表示オプションとして、タイトルの文字数制限や表示順序の設定を行うこともできるようにします。

  1. ウィジェットの表示件数を指定することで、表示される記事の数を制御します。以下のコードは、指定した件数に応じて記事の表示件数を制御する処理です。

    function renderwidget(feeddata, displaycount) {
    let html = '<h2>最新の記事</h2>';
    html += '<ul>';
    feeddata.slice(0, displaycount).foreach(item => {
    html += '<li>';
    html += `<a href="${item.url}" target="_blank">${item.title}</a>`;
    html += `<span>${item.date}</span>`;
    html += '</li>';
    });
    html += '</ul>';
    
    widget.innerhtml = html;
    }
  2. ウィジェットの表示オプションとして、タイトルの文字数制限を設定できるようにします。以下のコードは、指定した文字数でタイトルを切り詰める処理です。

    function renderwidget(feeddata, displaycount, titlelimit) {
    let html = '<h2>最新の記事</h2>';
    html += '<ul>';
    feeddata.slice(0, displaycount).foreach(item => {
    const truncatedtitle = item.title.length > titlelimit ? item.title.substr(0, titlelimit) + '...' : item.title;
    html += '<li>';
    html += `<a href="${item.url}" target="_blank">${truncatedtitle}</a>`;
    html += `<span>${item.date}</span>`;
    html += '</li>';
    });
    html += '</ul>';
    
    widget.innerhtml = html;
    }

このように、ウィジェットの表示件数やタイトルの文字数制限を設定することで、より柔軟なウィジェットの動作が可能となります。

ウィジェットの拡張機能とカスタマイズの実装

ウィジェットを拡張するためには、以下の機能やカスタマイズを実装することができます。

  1. ウィジェットのデザインをカスタマイズするために、さまざまなcssプロパティを追加・変更します。

    #custom-rss-widget {
    background-color: #f2f2f2;
    color: #333;
    padding: 20px;
    border-radius: 10px;
    font-family: arial, sans-serif;
    font-size: 14px;
    }
  2. ウィジェットに表示する記事の公開日を日本語表記にすることもできます。以下のコードは、日本語表記に変換する処理です。

    
    const monthnames = ['1月', '2月', '3月', '4月', '5月', '6月', '7月', '8月', '9月', '10月', '11月', '12月'];

function parsefeed(data) {
// … パース処理 …

feeddata.push({ title, date: parsedate(date), url });
}

function parsedate(datestring) {
const date = new date(datestring);
const month = monthnames[date.getmonth()];
const day = date.getdate();
const year = date.getfullyear();

return `${year}年${month}${day}日`;
}



以上のように、ウィジェットの拡張機能やカスタマイズを実装することで、より使いやすいウィジェットを提供することができます。

このように、javascriptについて初心者エンジニアを対象に、カスタムrssウィジェットの開発方法について解説しました。ウィジェットの基本設計や要件定義、htmlとcssの作成方法、rssフィードの取得とパース処理、データ表示と表示オプションの設定、拡張機能とカスタマイズの実装について解説しました。

参考ブログ記事:
- [how to create a custom rss widget with javascript](https://www.sitepoint.com/custom-rss-widget-javascript/)
- [creating a simple rss reader using javascript](https://www.taniarascia.com/simple-javascript-rss-reader/)

以上が、javascriptについて初心者エンジニアを対象にした、カスタムrssウィジェットの開発方法についての説明です。ウィジェット開発の参考にしていただければ幸いです。

 

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