WordPressでブログを運営していると、アイキャッチ画像の一括変更が必要になることがあります。この記事では、以下の4つのステップでアイキャッチ画像を一括で変更する方法をご紹介します。
- WordPressでアイキャッチ画像を登録した時の画像の保存先
- WordPressでアイキャッチ画像を登録した時のDBの更新箇所
- WordPressでアイキャッチ画像を登録した時のURLの指定方法
- 一括で変更する方法
1. WordPressでアイキャッチ画像を登録した時の画像の保存先
WordPressでアイキャッチ画像を登録すると、通常はwp-content/uploadsディレクトリに保存されます。年月ごとのサブディレクトリが作成され、その中に画像ファイルが配置されます。
例: wp-content/uploads/2023/07/sample-image.jpg
2. WordPressでアイキャッチ画像を登録した時のDBの更新箇所
アイキャッチ画像を登録すると、WordPressのデータベース内のwp_postmetaテーブルにレコードが追加されます。meta_keyカラムに_thumbnail_idが設定され、meta_valueカラムにはアイキャッチ画像のIDが格納されます。また、post_idカラムには該当の投稿のIDが設定されます。
3. WordPressでアイキャッチ画像を登録した時のURLの指定方法
アイキャッチ画像のURLは、以下のようにwp_get_attachment_image_src関数を使用して取得することができます。
$image_url = wp_get_attachment_image_src(get_post_thumbnail_id($post->ID), 'full');
この関数は、アイキャッチ画像のIDと画像サイズを引数に取り、画像のURLや幅、高さなどの情報を配列で返します。URLを取得するには、配列の最初の要素($image_url[0])を使用します。
4. 一括で変更する方法
WordPressでアイキャッチ画像を一括で変更するには、データベースとファイルシステムを直接操作する必要があります。以下の手順で行ってください。
-
新しいアイキャッチ画像を
wp-content/uploadsディレクトリにアップロードします。 -
新しい画像のIDを取得します。これは、
wp_postsテーブルのIDカラムで検索できます。 -
wp_postmetaテーブルのレコードを更新します。meta_keyが_thumbnail_idで、meta_valueが変更前のアイキャッチ画像のIDを持つレコードのmeta_valueカラムを、新しい画像のIDに更新します。 -
必要に応じて、古いアイキャッチ画像を
wp-content/uploadsディレクトリから削除します。
注意: データベースやファイルシステムを直接操作する際は、事前にバックアップを取ることをお勧めします。誤操作によるデータの損失や破損を防ぐためです。
以上が、WordPressでアイキャッチ画像を一括で変更する方法です。手順を正確に行っていただくことで、スムーズに画像の変更が可能です。ただし、複数の投稿に対して個別に異なる画像を設定する場合は、プラグインを利用することを検討してください。例えば、Regenerate ThumbnailsやQuick Featured Imagesなどのプラグインが、アイキャッチ画像の一括変更やサムネイルサイズの再生成を支援します。これらのプラグインを活用することで、より簡単かつ安全にアイキャッチ画像を一括で変更することができます。
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