【vue.js】使ったリアルタイムなテーブル更新:行の追加編

リアルタイムなデータ更新とテーブル表示の関連付け

リアルタイムなデータ更新とテーブル表示を関連付けるためには、vue.jsとwebsocketを利用することが一般的です。vue.jsは、javascriptフレームワークであり、uiの更新をシンプルかつ効率的に行うことができます。websocketは、リアルタイムな双方向通信を実現するためのプロトコルであり、サーバとクライアントの間でデータをやり取りすることができます。

まずは、vue.jsの基本的な使い方について学んでみましょう。

vue.jsの基本的な使い方

vue.jsの基本的な使い方について説明します。

step 1: vue.jsのインストール

まずは、vue.jsをインストールしましょう。以下のコマンドを実行してください。

npm install vue

step 2: vue.jsの初期設定

vue.jsを使用するためには、以下のコードをhtmlファイルに追加する必要があります。

<!doctype html>
<html>
<head>
  <title>my app</title>
</head>
<body>

  <div id="app">
    {{ message }}
  </div>

  <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue/dist/vue.js"></script>
  <script src="app.js"></script>
</body>
</html>

step 3: vue.jsの基本的な使い方

vue.jsでは、vueのインスタンスを作成し、データとビューを結び付けることができます。以下のようなコードを作成してください。

var app = new vue({
  el: '#app',
  data: {
    message: 'hello world!'
  }
})

上記のコードでは、messageというデータを作成し、ビューと結び付けています。{{ message }}という記法で、ビュー内にデータを表示することができます。

websocketを使ったテーブルデータの受信と表示方法

次に、websocketを使ってリアルタイムなテーブルデータの受信と表示方法を学んでみましょう。

step 1: websocketの準備

まずは、websocketを準備しましょう。以下のコードを実行してください。

var socket = new websocket('ws://localhost:8080');

socket.onopen = function () {
  console.log('connected to the server.');
}

socket.onmessage = function (event) {
  console.log('received data: ' + event.data);
}

socket.onclose = function () {
  console.log('disconnected from the server.');
}

上記のコードでは、websocketオブジェクトを作成し、サーバに接続しています。onopenイベント、onmessageイベント、oncloseイベントで、それぞれ接続、データ受信、切断時の処理を行っています。

step 2: テーブルデータの表示

次に、受信したテーブルデータを表示してみましょう。以下のようなコードを作成してください。

var app = new vue({
  el: '#app',
  data: {
    tabledata: []
  }
})

socket.onmessage = function (event) {
  app.tabledata = json.parse(event.data);
}

上記のコードでは、tabledataというデータを作成し、テーブルデータを保持します。socket.onmessageイベントで、受信したテーブルデータをtabledataに代入しています。

データの追加イベントのハンドリングと行の自動更新

データの追加イベントをハンドリングし、行を自動的に更新する方法を説明します。

step 1: データの追加イベントの送信

まずは、データの追加イベントを送信するサーバを準備しましょう。

var socket = new websocket('ws://localhost:8080');

document.getelementbyid('adddatabtn').addeventlistener('click', function () {
  socket.send('adddata');
});

上記のコードでは、adddatabtnというボタンがクリックされた場合に、adddataメッセージを送信しています。

step 2: データの追加イベントのハンドリング

次に、データの追加イベントをハンドリングし、行を自動的に更新するためのコードを追加します。

var app = new vue({
  el: '#app',
  data: {
    tabledata: []
  }
})

socket.onmessage = function (event) {
  var data = json.parse(event.data);
  if (data.type === 'add') {
    app.tabledata.push(data.row);
  }
}

上記のコードでは、データの種類がaddの場合に、tabledataに行を追加する処理を行っています。

リアルタイムなデータ更新のパフォーマンス最適化方法

リアルタイムなデータ更新のパフォーマンスを最適化する方法について説明します。

step 1: データのバッチ処理

データを一定の単位でまとめて処理することで、リアルタイムなデータ更新のパフォーマンスを向上させることができます。以下のコードを参考にしてください。

var app = new vue({
  el: '#app',
  data: {
    tabledata: []
  }
})

var updatequeue = [];

socket.onmessage = function (event) {
  var data = json.parse(event.data);
  if (data.type === 'add') {
    updatequeue.push(data.row);

    settimeout(function () {
      app.tabledata.push.apply(app.tabledata, updatequeue);
      updatequeue = [];
    }, 1000);
  }
}

上記のコードでは、updatequeueという配列を使用して、一定の単位でまとめて行の追加を行っています。

リアルタイムなテーブル更新の応用例と利点の解説

リアルタイムなテーブル更新の応用例とその利点について解説します。

step 1: 利点1: リアルタイムなデータの表示

リアルタイムなテーブル更新では、データの更新を即座に表示することができます。これにより、リアルタイムで最新のデータを確認することができます。

step 2: 利点2: パフォーマンスの向上

リアルタイムなテーブル更新では、データのバッチ処理により、パフォーマンスの向上が期待できます。データをまとめて処理することで、無駄なリソース消費を減らすことができます。

step 3: 利点3: ユーザビリティの向上

リアルタイムなテーブル更新では、ユーザビリティの向上が期待できます。ユーザは、データの追加や更新をリアルタイムに確認することができるため、スムーズな操作が可能となります。

まとめ

本記事では、vue.jsを使用してリアルタイムなテーブル更新を行う方法について解説しました。vue.jsの基本的な使い方から、websocketを使ったテーブルデータの受信と表示方法、データの追加イベントのハンドリングと行の自動更新、リアルタイムなデータ更新のパフォーマンス最適化方法、リアルタイムなテーブル更新の応用例と利点について学びました。

vue.jsとwebsocketの組み合わせにより、効率的でリアルタイムなテーブル更新を実現することができます。これらの知識を活用して、リアルタイムなアプリケーション開発に取り組んでみてください。

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