awsアクセスキーとシークレットアクセスキーの概要
aws cli（command line interface）は、aws（amazon web services）のクラウドサービスをコマンドラインから操作するためのツールです。aws cliを使用するためには、アクセスキーとシークレットアクセスキーが必要です。アクセスキーは、awsアカウントの一意の識別子であり、シークレットアクセスキーはアカウントに対する認証情報です。この記事では、aws cliでのアクセスキーとシークレットアクセスキーの取得方法と設定手順について説明します。
参考ブログ記事：
aws cliでのアクセスキーとシークレットアクセスキーの取得方法
aws cliを使用するためには、まずアクセスキーとシークレットアクセスキーを取得する必要があります。
awsマネジメントコンソールにログインし、右上部の「アカウント名」をクリックして表示されるメニューの中から「セキュリティ認証情報」を選択します。次に、「アクセスキー」を選択し、「新しいアクセスキーの作成」をクリックします。すると、アクセスキーidとシークレットアクセスキーが生成されます。
aws configure
aws access key id [none]: <アクセスキーid>
aws secret access key [none]: <シークレットアクセスキー>
default region name [none]: <リージョン>
default output format [none]: <出力形式>参考ブログ記事：
aws cliでのアクセスキーとシークレットアクセスキーの設定手順
取得したアクセスキーとシークレットアクセスキーを使用して、aws cliに設定する手順を説明します。
まず、ターミナルを開き、以下のコマンドを入力してaws cliの設定を開始します。
aws configureすると、アクセスキーid、シークレットアクセスキー、デフォルトのリージョン、出力形式の設定項目が表示されます。
aws access key id [none]: <アクセスキーid>
aws secret access key [none]: <シークレットアクセスキー>
default region name [none]: <リージョン>
default output format [none]: <出力形式>上記のように順番に入力していきます。アクセスキーidとシークレットアクセスキーは先ほど取得したものを入力します。リージョンと出力形式は任意の値を入力することができます。
設定が完了すると、~/.aws/credentials ファイルにアクセスキーとシークレットアクセスキーが保存されます。
参考ブログ記事：
環境変数を使用したaws cliのアクセスキーとシークレットアクセスキーの設定
aws cliでは、環境変数を使用してアクセスキーとシークレットアクセスキーを設定することもできます。
まず、環境変数を設定するために、.bashrc や .bash_profile ファイルを編集します。
vim ~/.bashrc編集画面が表示されたら、以下のように環境変数を設定します。
export aws_access_key_id=<アクセスキーid>
export aws_secret_access_key=<シークレットアクセスキー>環境変数を設定したら、保存して終了します。
source ~/.bashrcこの設定により、aws cliは環境変数からアクセスキーとシークレットアクセスキーを取得するようになります。
参考ブログ記事：
aws cliプロファイルを使用したアクセスキーとシークレットアクセスキーの管理
aws cliでは、複数のawsアカウントを使用する場合や、異なるアクセス権限を持つ場合など、複数のアクセスキーとシークレットアクセスキーの管理が必要な場合があります。このような場合には、aws cliプロファイルを使用することで、複数のアカウントや異なるアクセス権限を切り替えながら使用することができます。
まず、aws cliの設定ファイルである ~/.aws/config ファイルを編集します。
vim ~/.aws/config編集画面が表示されたら、以下のようにプロファイルを設定します。
[profile プロファイル名]
region=<リージョン>
output=<出力形式>上記のようにプロファイルごとにリージョンや出力形式を設定することができます。
設定が完了したら、以下のようにプロファイルを指定してaws cliを実行することができます。
aws --profile プロファイル名 コマンド参考ブログ記事：
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